時には思い切りが大切!? 服を効率よく片付ける方法とは?
クローゼットは服でパンパンなのになぜか着ていく服がない。
こんな悩みをお持ちの方は案外多いのではないでしょうか。
一昔前まで服は大切に長く着続けるのが当たり前でしたが、今ではむしろ消耗品の一種になりました。
もったいないという気持ちはわかりますがどこかで踏ん切りをつけないと、収納がいくらあっても足りません。
そこで今回は、洋服の効率の良い片づけ方をご紹介しましょう。
洋服がたくさんあって、片付かないという方は必見ですよ。
服の価値は時代と共に下がってきた?
今の60代、70代の方が若い頃、服はそれなりに高価で一度買ったら何年も大切に使うものでした。
流行の推移もそれほど激しくなく、継を当てたりおさがりとして古着を譲り合ったりすることも半ば当たり前だったのです。
しかし今は数千円だせば普段着として申し分のない服が簡単に手に入ります。
また、流行の移り変わりも激しくなり去年の服でさえ、次のシーズンに着るのがなんとなくいや、というものも珍しくなくなりました。
ですから、もう着ない服を長年大切に取っておいても役に立つことはほとんどないのです。
1. シーズン着なかった服は処分しよう
クローゼットが服でパンパンなのに着る服がなぜか見つからない、という方は新しい服を買う前に、一度クローゼットの中身をすべて取り出して整理をしてみましょう。
処分をする目安は1シーズン気なかった服です。例えば、去年の夏買った半袖のTシャツを今年の夏に一度も着なかったとすれば、そのTシャツはもはやあなたにとって不要のもの。
まだ十分着られるものであっても思い切って処分してください。
もったいない、と思って別の場所にしまったところで、その服に二度と袖を通すことはないでしょう。
男性の場合はネクタイも1年ごとに整理をしましょう。
ネクタイなんて何年でもつけられる、と思う方も多いでしょうが、ネクタイにも流行がありますし年と共に似合わなくなる色も出てきます。
洋服の再利用は難しい?
まだ着られる洋服はリサイクルショップに売れるのでは? とか、どこかに寄付はできないか? と思う方もいますが、中古の服はたとえブランド物であってもあまり需要がありません。
ネットオークションならば買い手がつくかもしれませんが、梱包、送付の手間がかかりますし、寄付をする場合でも色々と条件があります。
「手間がかかっても構わない。絶対にやり遂げる」という方ならともかく、「捨てるのが嫌だから寄付をしたり、オークションにだしたりしたい」という方はお勧めできません。
ただし、ユニクロやH&Mのような一部のファストファッションブランドは一度販売した自社の商品を回収しています。
お近くに店舗がある方は利用をしてみましょう。
クローゼットは7割収納で
頑張って不要な服を処分をしたら、クローゼットの中を見やすく整理しましょう。
ハンガーにつるす服は「遊び用」「仕事用」とざっくりと分類し、下着やシャツなど畳んで収納するものは縦に収納すると見やすいですし、たくさん入ります。
そして、大切なのがクローゼットを満杯にしないこと。
多くても7割程度の収納にとどめておけば、どこに何が入っているかすぐに解りますし、新しい服を買ってもすぐに片づけることができます。
この7割収納を常にキープしつつ、年に一度洋服の大整理をすれば、服が多すぎて困るということにはなりません。
また、ワンシーズンに服を何着も買ってしまう、という方は複素のものではなく、小物で変化をつけるファッションを研究してみましょう。
服の買いすぎを防げますよ。
いかがでしたでしょうか。
まだ着られる服を捨てるのは心苦しいですが、どこかで踏ん切りをつけなくてはなりません。
もったいない精神をこの時ばかりは封印して、頑張って整理をしてみてくださいね。