チェロをより高く売却するために自分で出来るメンテナンス
お持ちのチェロを高く売却するためには状態が良いかどうか、これが大切です。
同じチェロでも状態の違いによって買取額には差が出ますので自分でできる範囲でしっかりメンテナンスをし、高額査定を狙いましょう。
弦楽器のメンテナンスと言うと難しいイメージがあるかもしれませんが、自分でできることもあります。
- 保管の重要性
普段からチェロをどうやって、どこに保管するか、これは状態を左右する非常に重要な要素です。
まず、弦楽器は高温多湿が天敵で保管する場合もこうした場所は避ける必要があります。
なるべく湿気がなく、温度も低いところで保管するように意識しましょう。
高温多湿を避けるという意味では衣服と似ていますので日の当たらない場所が基本です。
どうしても湿気が出てしまう梅雨時などは湿気取りを活用することも考えましょう。
とにかく湿気を避けることが最重要で、湿気が多い場所に長期間放置しておくとチェロに使われているニスが溶けてしまったり、板が変形してしまう恐れがあります。
どちらも査定に響くポイントですので気をつけなければなりません。
逆に保管さえしっかりできていればそれだけでもチェロを良い状態に保つことができるのでメンテナンスの方法としては簡単です。
- 使い終わった後
演奏の後は必ずメンテナンスをしておきましょう。
とは言ってもそれほど難しいことをするわけではありません。
チェロ全体を布などで優しく拭き、全体に異常がないかどうかを見るだけでかまいません。
特にチェロは松脂を塗りますので使い終わった後はしっかり拭き落としてあげないと時間の経過で松脂が落としにくくなります。
これも査定でマイナスポイントになりますので少なくとも松脂は毎回綺麗に拭いてあげましょう。
チェロは壊れやすい楽器ですので力を入れて拭くのは厳禁です。
その意味でも毎回のメンテナンスが重要になるのです。
基本的には最適な場所で保管をし、使い終わった後にしっかりメンテナンスをしていれば状態が極端に悪くなることはありません。
たとえ長年使ってきたチェロであっても高額買取になる可能性は十分にあります。
本格的なメンテナンスとなると専門家に依頼することになりますがこれらのメンテナンスであれば自分でも問題なくできます。
ただ、どんなに状態が良くてもその価値をしっかり判断できるお店でなければ納得いく金額で売却することは難しいでしょう。
リサイクルショップなどではなく、楽器専門店に買取をお願いするのも重要なポイントです。
当店でもチェロの高値買取を行っています!
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